フリーランスは準備しておくと良いですよ!
私もブログで副業中です、経費は全部作っています。
2018年に政府が働き方改革の一環として副業を推進したことから会社員が収入を増やすために副業でフリーランスを始めるという方が年々増えてきてます。
しかし、副業でフリーランスをする際の経費についてあまり理解していないという方が非常に多いです。経費として認められるものを確実に落とすことで節税対策ができます。
この記事ではなぜ経費で落とせるとお得なのか、また経費が認めれる所得と経費で落とせるものについて解説していきます。
※副業ではアルバイトは駄目ですよ、給与が会社から出るのは会社に気づかれますね。
目次
なぜ経費で落とせるとお得なの?
経費とはフリーランスで活動した際に使用した費用のことです。
例えば、パソコンの購入費や通信費などが経費として計上できます。なぜ経費で落とせるとお得になるのか。それは税金が「(売り上げー経費)×税率」で決まるからです。
経費として計上できる金額が大きければ大きいほど節税対策になると言えます。逆に経費が少なければ少ないほど納めるべき税金は多くなります。
▼副業でフリーランスをして経費が認められる所得
副業でフリーランスをして経費が認められる所得は
- 「雑所得」
- 「事業所得」
の2つです。それぞれの特徴について解説していきます。
雑所得
会社員が副業でフリーランスをする場合の大半は雑所得です。
雑所得は所得税法で分類されている他の9つの所得(事業所得、利子所得、配当所得、不動産所得、給与所得、山林所得、一時所得、退職所得、譲渡所得)のどれにも属さない所得のことを言います。
確定申告の際には会社員として得ている給与所得と合算されるため雑所得が増えればそれだけ納めるべき税金も多くなります。
事業所得
事業所得とは営んでいる事業から発生する所得のことを言います。
雑所得になるのか、また事業所得になるのかに明確な基準はないのですが会社員の場合には収入等の観点から副業が事業と捉えられるケースは非常に少なくほとんどの場合で雑所得として扱われています。
ただし事業所得では青色申告ができる、赤字なら会社員として得ている給与所得と合算して申告できるなどのメリットがあるため一度税務署に相談してみるのも良いでしょう。
副業でフリーランスをする際に経費で落とせるもの
副業でフリーランスをする際に経費で落とせるものは主に以下の7つです。
- パソコン
- パソコンの周辺機器
- 通信費
- 家賃
- 交通費
- 教材費
- 接待交際費
パソコン
フリーランスで活動する際にパソコンを使用する場合にはパソコンの購入費を経費として計上できます。
パソコンは値段によって経費項目が異なるので注意してください。
- 10万円未満のパソコン:「消耗品費」
- 10万円以上のパソコン:「減価償却費」
10万円以上のパソコンは消耗品ではなく減価償却資産としてみなされるため、耐用年数に応じて計上することになります。税務上のパソコンの耐用年数は4年とされているため例えば20万円のパソコンを購入した場合には20万円÷4年=5万円の経費を4年間にわたって経費として処理が可能です。
パソコンの周辺機器
フリーランスの活動で利用するパソコンの周辺は「消耗費」として計上できます。
パソコンの周辺機器は以下のようなものがあります。
- マウス
- キーボード
- マウスパッド
- モニター
- 外付けハードディスク
通信費
パソコンを使用して活動する場合にはインターネットの通信費を経費として計上できます。
ただし、普段の生活でも使っている場合はそのうちの何割をフリーランスの活動で使用したのかを計算して計上する必要があります。
ちなみに副業で使用している分を計算することを「家事按分」と言います。
家賃
副業でフリーランスをするために部屋を借りた場合にはその家賃も経費として計上できます。
また、部屋の家賃だけでなく電気代や水道代などの光熱費も経費の対象です。コワーキングスペースやシェアオフィスを使用する場合でもその費用を計上することができます。
交通費
クライアントとの打ち合わせや仕事場までの移動に発生する費用も経費として計上できます。
SuicaやICOCAなどのICカードはインターネットで明細を確認できるため公共交通機関を利用する際には積極的に使っていきましょう。
また、タクシーを利用する際には料金明細を貰い忘れないように注意してください。
教材費
副業でフリーランスをする際には本やWeb教材から情報を得るという方も多いです。
その場合にかかった費用も経費として計上できます。経費として計上できるので初期投資と考えて積極的に教材を購入するのもアリでしょう。
接待交際費
接待を行うために発生した費用も経費として計上できます。
接待交際費に上限が定められていないため接待交際費の計上額が目立ちがちになってしまうことも多いです。
このことから税務署から連絡が来ることがあり、正確に受け答えができるように接待の内容などをカンタンにメモしておくことをおすすめします。
まとめ
せっかく経費で落とせるのに計上しなければ税金を必要以上に納めてしまうことになります。
会社員として働いて得られる収入だけでは満足できないなどの理由から副業でフリーランスを始める際には経費として何が落とせるのかを知っておくことが大切です。
少しでも税金を減らして手元にお金が残るようにしましょう。
お金が増えて+税金が減る=幸せだと思いませんか?