フリーランスの働き方の一つとして「自由業系パラレルワーカー」があります。
この記事では自由業系パラレルワーカーが1週間に働く時間と収入、また自由業系パラレルワーカーとして働くメリットについて解説していきます。
- 完全自由系フリーランス
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目次
自由業系フリーワーカーとは
自由業系フリーワーカーとは特定の勤務先を持たずに働いている独立したプロフェッショナルです。
会社と雇用契約を結ばないため全て自分の裁量によって決まります。
自分に資格やスキル、実績があれば稼ぐことができますが、そうでない場合には稼ぎにくいです。
ブロガーやYouTuber、アーディストなどが自由業系フリーワーカーの例として挙げられます。
また定年や育児中の方、また学生などがお小遣い稼ぎでクラウドソーシングサービスなどを利用して業務委託契約を結ぶ場合も自由業系フリーワーカーに区分されます。
自由業系フリーワーカーが1週間に働く時間
自由業系フリーワーカーが1週間に働く時間はフリーランスとクライアントを結びつけるサービスを提供する「ランサーズ株式会社」が行った「フリーランス実態調査2019」によると、以下のような割合と示されています。
5時間未満が約4割と多くなっていますが、それ以上になると幅広い勤務時間となっています。
自由業系フリーワーカーが1週間に働く時間の割合
時間 | パーセンテージ |
---|---|
0時間以上5時間未満 | 39% |
5時間以上10時間未満 | 16% |
10時間以上20時間未満 | 13% |
20時間以上30時間未満 | 11% |
30時間以上40時間未満 | 10% |
40時間以上 | 12% |
自由業系フリーワーカーの収入
先ほどは自由業系パラレルワーカーが1週間に働く時間を紹介しましたが、それに対して得ている収入はどの程度のものなのでしょうか。こちらもランサーズ株式会社が行った「フリーランス実態調査2020」によって以下のような調査結果が示されています。
自由業系フリーワーカーが1週間に働く時間の割合同様に幅広い分布となっています。
自由業系フリーワーカーが1年間に得ている年間収入平均 : 182万円
収入 | パーセンテージ |
---|---|
0円以上10万円未満 | 26% |
10万円以上50万円未満 | 19% |
50万円以上200万円未満 | 21% |
200万円以上400万円未満 | 20% |
400万円以上 | 14% |
自由業系のフリーワーカーは200万以上は34%、アルバイトするより収入が良いかもしれません。
自由業系フリーワーカーのメリット
自由業系フリーワーカーとして働くメリットは主に5つあります。
- 仕事を選ぶことができる
- スキルを身につけることができる
- 定年後や育児中でも働ける
- 自分次第で大きく稼げる
- 仕組みを構築すれば自動で稼げる
仕事を選ぶことができる
会社と雇用契約を結ぶ場合には自分で仕事を選ぶことはできませんが、自由業系フリーワーカーは雇用契約を結ばないため自分で好きな仕事を選ぶことができます。
やりたくない仕事をする必要がないためストレスフリーで働くことが可能です。
また資格やスキル、実績があれば高単価の仕事を受注することができます。高単価の仕事を継続的に受注し続けることができれば大きく稼ぐことも可能になります。
スキルを身につけることができる
自由業系フリーワーカーが仕事を見つける際に多く使用するのがランサーズやクラウドワークスといった「クラウドソーシングサービス」です。
クラウドソーシングサービスとはフリーランスとクライアントを結びつけるサービスのことを言います。
クラウドソーシングサービスには未経験者でも受注できる仕事が多く上がっているため、働きながらスキルを身につけることができます。
定年後や育児中でも働ける
自由業系フリーワーカーは自分のライフスタイルに合わせて働くことができます。
そのため定年後や育児中の方でも負担がかかることなく自由に働くことが可能です。定年後や育児中でも社会と繋がっていたいという方におすすめの働き方となっています。
自分次第で大きく稼げる
自由業系フリーワーカーの収入は全て自分次第です。
自分が頑張ったら頑張った分だけ収入は上がりますし、仕事をしなければ当然収入はありません。
しかし、しっかりとした自己管理能力がなければついつい怠けてしまい十分な収入を得られない…なんてことになりかねません。働く時間は○時から△時と自分で最初から決めておくと安定した収入を得やすいといえるでしょう。
仕組みを構築すれば自動で稼げる
自由業系フリーワーカーの職種の例としてあげられるブロガーやYouTuberは一度稼げるコンテンツを作り上げてしまえば本業の仕事中や睡眠時でも収入を上げ続けてくれます。
今よりも多くの収入を得たい、またクリエイターとして生きていく自信があるという方はブロガーやYouTuberなどを目指してみるのも良いでしょう。
まとめ
自由業系フリーワーカーはスキルや実績がなくても仕事を受注することができますが、スキルや実績があった方が高単価の仕事を受注しやすくなります。
自由業系フリーワーカーになろうかなと考えている方は今のうちにスキルや実績を身につけておくと良いでしょう。
また今流行りのYouTuberも自由業系フリーワーカーの分類されます。クリエイターとしての自信があるというのであればその方向で考えるのもアリかもしれません。