飲食店で働こうと決めても、沢山あるお店、企業から選ぶのは容易ではないでしょう。
「給料は高い方が良い」、「将来は独立を考慮しているからスキルアップできる飲食店で就業したい」、「のんびりと働ける職場が良い」等々の各々の希望もあるかと思います。
そこで今回に関しては、就職先選びに役立つ判断材料として、飲食店で就業したい人向けに中小企業のメリットデメリットをご案内します。
目次
中小企業について
中小企業というのは、資本金5,000万円以下、従業員数100人以下の企業になります。
国内にある企業の99.7%に関しては中小企業と言われているので、働こうと思えばバリエーションは数多くます。
飲食業界での中小企業というのは、地元密着で複数店舗の展開している企業であったり、会社を大きくしていこうとだんだんと店舗展開のエリアを拡大していく企業、角度の高い成長率でドンドン突き進んでいくベンチャー企業がほとんどです。
中小企業で働くメリット
やってみることができる仕事の幅が広い
中小企業の飲食チェーン店の多くは人手不足に思い悩んでいます。社員は勿論、パートやアルバイトさんもキッチンとホールの両方を担当するケースもあります。
しかしながら、こういった仕事や経験をできる環境はスキルがアップし易く、ピークタイム時のお店の回し方やベーシックな店舗管理のやり方なども早い時期から学ぶことができるので、1日1日ですごい成長スピードを実感できるでしょう。
これを受け、飲食未経験ではあるけど、手に職をつけられるようになりたい、早く一人前になってすぐにでも独立したいといった方々にはピッタリ合う環境です。
アットホームな職場が多くある
中小企業のほとんどは経営層から末端の従業員までの距離が近い傾向があります。
その中において会社の代表である社長とダイレクトに意見交換が出来るので、大手企業ではまず成し得ることができない経験でしょう。
何か問題が出てきた際もすぐさま同僚や上司に相談できる環境というのは、中小企業だからこそと言っても間違いないでしょう。こういった環境によって各々の信頼関係構築がきちんとしているので、スタッフ同士仲の良い現場になるのです。
キャリアアップを行い易い
中小企業の飲食店においては、リーダーシップを取り店舗を1つに取りまとめられる能力や結果を出し続けられる能力がある人ほど、どこまでも出世できることがよくあります。
わかりやすく言うと、実力主義の現場が多くあるというわけです。
企業にも因りますが、本当にキャリアアップが早い所であれば入社して2~3ヵ月で店長、数年でエリアマネージャー、SV、10年も経たずに事業部長へとスピード出世する人もいるのです。
中小企業で働くデメリット
大手と比べて福利厚生面や労働条件というような待遇面の弱いところがたくさんある
成長過程の中にいる中小企業のほとんどは、新たな飲食店への資金やそれへの投資としまして多岐に亘るお金を使うことによってボーナスが業績賞与制(売上によっては支給されないケースでのあるボーナス制度)であったり、家族手当または転居補助、家賃手当等々の福利厚生面が弱かったりします。
その他、労働条件に関しましても大手企業とは異なり、月の休みが多くない、お盆休みはたまた年末年始等々の季節休がないところもたくさんあります。
これを受け、福利厚生や労働条件を気にされる方に関しては、転職、就職の際には気をつけた方が良いでしょう。
しかしながら、中小企業の中には働く社員のことも考えて、大手企業張りの福利厚生を整備している所も存在しますので、飲食店の求人を探すときにベンチャーは嫌、大手企業だけに絞ろうという考え方は持たなくてもOKです。
教育制度が整っていないところもたくさんある
特に、急成長を続ける中小企業の飲食店でありがちではありますが、毎日の営業中にお客様を相手に実戦でトレーニングを行うOJT(On-the-Job Training)形式だけに頼ることがほとんどです。
教育が中途半端のまま現場に出ても、商品知識が無かったり、サービスレベルのクオリティーが低かったりしてお客様にご迷惑をお掛けすることもよくあります。
入社後たちまち実践といった教育スタイルに馴染めずに辞職する人も多いです。
そこで、企業の中では最短のルートで商品知識、調理技術を身につけてほしいと、独自の研修制度をセッティングしたり、コンサル会社に要請をしてマニュアルを作るなどして、準備をきちんとしてOJTをするところも増加傾向にあります。
恒常的な人材不足
会社のシステムが不十分だったり、多店舗展開を急いでいたりする中小企業の飲食チェーン店に関しては、従業員にかかる負担が非常に大きく、残業が多くあるわりに給料が多くないと感じて早いうちに退職する人もたくさんいます。
企業側は人手不足を解消するために求人募集を実施しますが、採用を急ぐあまり十分な選考をしていないケースがあります。その結末、採用してもミスマッチで即座に退職するという悪いサイクルに陥ってしまうというわけです。
わかりやすく言うと、ここでの課題については企業側のシステムづくりが重要になってきます。売上確保の為の現場のスタッフ採用は勿論のこと、負のスパイラルを乗り切って良いシステム作りをするためのスタッフ採用として考えるのが大事と言えるのではないでしょうか。
まとめ:メリット×デメリット
全体的に飲食店にメリット・デメリットも多くあります
その中でも『独立』したい人はデメリットも見て動かないと行けません、「デメリットが分かる転職者」と「知らない転職者」は大きく違います
今では、「パワハラ」「セクハラ」「モラパラ」など電離っとが分かれば対処が可能になってきます
メリット・デメリットが分かる人は転職にうまく進む可能性が高いとも言えます
色々見て、知識を覚えていくことが重要です
違う業態への転職は勉強してみましょう
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