飲食店フリーランス転職。フリーランスでの仕事内容は？

フリーランスというのは「働き方」または「契約方法」の事を言います

例えば正社員であるのなら勤務先企業と雇用契約を結び、派遣社員であるのなら派遣会社と雇用契約を結びます。対してフリーランスのケースでは、企業と仕事ごとの契約を結びます。

しかしながら仕事ごとの契約と言っても個人差があり、

• 多種多様なクライアントからの仕事を単発で受ける
• １つのクライアントと長期契約を結びながらも、案件毎に発注書を受け取り業務を行なう

などといった形式が存在します。

フリーランスでの仕事内容は広範囲に亘る

フリーランスというのは働き方となっており、とりわけ仕事内容が決められているわけではないのです。

例えば

• システム開発
• アプリ開発
• ホームページ作成
• デザイン作成
• 翻訳家
• 調査の代行
• 音楽、BGMの作成

等々、離れた場所でも受発注が出来る仕事において、フリーランスといったワークスタイルがたくさん見られます。

当然依頼しているウェブデザインが出来上がるまで自分の会社に来てもらうといった契約でありましても、それが単発の契約であるのならフリーランスでありまして、勤務場所は関係ないです。

場合によっては勤務場所に制限があるようであれば、それはフリーランスではないといった理解をされている方もいらっしゃるようですが、それは後で説明する「ノマドワーカー」と混在して考えてしまっていらっしゃることと思います。

フリーランスかどうであるのかと勤務場所の制限が有るか無いかは関係ないです。

個人事業主は「フリーランス」であるとは決まっていない

個人事業主は「フリーランスである」とは断定できません。

近頃、プログラマーやデザイナーだったりフリーランスとして働く個人事業主が広がり続けていることから、個人事業主はフリーランスであると考えている人も多いと思いますが、それは異なるものです。

個人事業主という形で飲食店の経営を行っているケースでは、八百屋、酒屋から仕入れを行いますが、何があっても仕事の請負をしているということではありませんよね。

わかりやすく言うと、個人事業主とはいえどもフリーランスじゃありません。

しかしながら万が一にも本業の飲食店経営とは別にして、飲食コンサルのような形式でバラエティーに富んだ飲食店と一定期間の取り引きをして仕事を請け負っている時、それは一部フリーランスとして勤務しいると言うことができます。

ちなみに、たとえ法人だったとしましても仕事毎の契約で事業を行っているのならば、ワークスタイルとしてはフリーランスです。

フリーランスのプログラマーが節税対策の為に法人化を行っても、ワークスタイルは変わらないです。そういったような感じです。

フリーランスなら個人事業主あるいは法人とも言うことができない

もう一つプラスしておくと、フリーランスなら個人事業主あるいは法人であるとも言い切れません。

例えば、副業としてすきま時間にイラスト作成を請け負ったケースでは、当該のワークスタイルや契約方法としてはフリーランスです。

しかしながら個人事業主というのは、事業所得を得ている個人を言うとレクチャーした通り、副業でありましてその所得が雑所得または一時所得としての取り扱いになる状況にあたっては、何があっても個人事業主とまでは言えないわけであります。

ノマドワーカーは、広い範囲の人が対象となる

ノマドワーカーは、英語で「遊牧民」に当てはまる「ノマド（nomad）」と「労働者（worker）」をミックスさせたワードです。

遊牧民のように移動しながら暮らす人から派生して、時間や場所に制約されずに稼働する人（働き方）になったのです。

具体的に言えば、パソコンまたはタブレット端末、スマートフォンなどを持ち歩いて、ベースとなるオフィス以外の色んな場所で仕事をする人を指し示しています。

少し前からパソコン1つで出来る仕事の幅がたくさんになっていて、それに応じてノマドワーカーも増加傾向にあります。

例えば私は飲食事業を行っておりますが、店舗には入らず、いつもながら様々な場所でノートパソコンで仕事をしています。本社で仕事をすることの方が少ないです。

わかりやすく言うと、飲食店の事業者でありますが、「ノマドワーカー」でもあったりします。こういった風に業種に関係なくノマドワーカーに含まれるケースがあります。

フリーランスとの異なる点は？

フリーランスはワークスタイルが自由でありまして、ノマドワーカーというのは働く場所や時間が自由という違いが存在します。

フリーランスと言ったところで、いろんな場所で好きな時間に仕事している人もいる一方で、オフィスに常駐勤務している人もいるというわけです。

わかりやすく言うとフリーランスはノマドワーカーとは限りません。かえって私のように、好きな時に好きな場所でパソコンで仕事を行っていたとしても、フリーランスでの仕事は行っていない人もいるのです。